あなたの夢が、この船の夢になる
—— 直近の40人規模になるまで専任人事がいなかったと聞きます。どうやって組織をマネジメントしてきたんでしょうか。
メンバーのおかげでしかないんですが、mentoの組織が機能してきた一番の理由は、全員が誠実で、コトも人も簡単に諦めないし、ちゃんと対話をするという文化にあります。事業がどんな局面にあっても、一人ひとりの想いとコミットによって事業と組織にとって必要なことが紡がれ続けてきた。それがmentoのカルチャーの強さだと思っています。
採用でも大事にしているのが、ビジョンへの共感と誠実さです。言語化の抽象度は人それぞれでいい。でも、なぜ自分の人生の時間をここで使いたいのかを自分の言葉で語れる。難しいことがあっても「これをやるためにmentoに来たんだ」と自分を納得させられて、隣の人の背中を押し合える人たちです。mentoのビジョンと提供価値をまっすぐ信じている。
採用の場でメンバーが自らビジョンを語ってアトラクトしている姿を見るのが好きで。その人がこの会社のファウンダーと言っても過言じゃないくらいに語れるメンバーばかりで、それに支えられています。
福利厚生でコーチングの補助があるので、プロコーチと対話して、一人ひとりが内省していることも背景にあります。自分のWillを言語化する機会が多いと、いつのまにか言語化を重ねて強くなっていく。そしてどんなに小さいWillでも、バカにする人がいない。mentoは、隣の人が考えていることが気になって仕方ない人ばかりなので、すくすくと自分のビジョンが育っていく気がします。
—— ウェルビーイングと事業成長の両立にもこだわっていますね。
「Well-being for performance」だと考えていて、ウェルビーイングは生産性に直結します。日々のパフォーマンスを出すには心身の基盤が整っている必要があって、そうでなければ必ずバーンアウトする。長期ではいい仕事ができないし、お客様や仲間、自分自身に迷惑をかけることにもなりかねませんから。
最近は、さらに「Engagement for Challenge」という言葉でエンゲージメントを捉えるようにもなっていて。会社のビジョンと組織と顧客が好きだから、難しくても意味があると思えるから、チャレンジしてみようと立ち上がれる。この連鎖が事業成長を生むんです。
自分さえウェルビーイングであればいい、というのは好きではなくて。まずは自分に、次に顧客に、仲間に、社会に、とベクトルを向けていってもらいたいと思っています。そうやってみんなで持続可能に大きいことを成し遂げたいです。
—— 最後に、mentoを経営する上での原動力、そしてこれから仲間になる人へメッセージをお願いします。
いまの私の原動力は2つあります。一つは「夢中をふつうにする」ことと経済が豊かになることは、絶対にトレードオフではないと信じていること。自己決定していない仕事、夢中になっていない仕事では、人生100年働いても決して満足できないでしょうから。経済成長のために、主観的ウェルビーイングへ適切に投資することが当たり前になる景色を作ります。
もう一つは、目の前のお客様が喜んでいて、メンバーがmentoという船に乗って夢中で働けていること、成長できていることを見ると嬉しいです。この喜びを雪だるま式に大きくしていきたい。
組織が描く夢の大きさって、経営陣だけが描くものだけではないと思うんです。今いるメンバーや、これから関わってくれる皆さんの描く「夢の集積」が、この会社の夢の大きさになる。だから、少しでも私たちのビジョンや提供価値に響くものがあるなら、ぜひ仲間になりに来てほしい。
あなたの夢を持ち込んで、mentoの船に乗ることが、それぞれの夢を叶えることになる。そういう場所と事業を、一緒に作っていきたいです。